オンラインゲームのRMT(リアルマネートレード)で稼げるのか、考えてみましょう。
簡単に言うとバーチャルなオンラインゲームを楽しみながら通貨を稼ぎ、現実世界のお金と交換することで稼いでいくのがこの方法です。
韓国ではサイバー犯罪の40%がゲーム関連の犯罪ともいわれ、大部分がRMTとかかわる詐欺ということもあり、大きな社会問題にもなりました。
では、現在の日本でRMTで稼げるのか?
代表的なものにはファイナルファンタジーやメイプルストーリーなどがあります。
しかし、RMTでの稼ぎ方はグレイゾーンであるということを覚えておきましょう。
公式にRMTを認めているオンラインゲームもありますが、RMT自体ゲーム側が禁止している場合も多いようです。
禁止されている場合はオークションなどで現金化する方法もありますが、ゲーム内のお金を換金するとなるとさまざまな問題があります。
また、ゲーム内で金品の詐欺が行われるようになったり、稼ぐためのプレイヤーばかりが増えてゲームがつまらなくなってしまうなどの問題も・・・。
そうなってくると単にゲームを楽しんでいるプレイヤーも離れていってしまい、ゲーム側も不利益が生じることから次から次えと規制がかけられることになります。
また、不正行為で取り締まりが厳しくなってくるので、初心者では太刀打ちできないのが現実です。
ゲーム攻略のプログラムや情報なども販売されていますが、これもすぐに規制されてしまうのでほとんど役立つことはありません。
bot(ボット)さえあれば自分でも稼げるんじゃない?
と考える人もいるでしょうがそんなに甘くはないようです。
botとは、人間に代わって作業を行うコンピュータープログラムのことです。
RMTで利益を上げている人は優秀なBOTプログラムの製作だけに数十万円から百万円以上かけています。
さらに多数のアカウントを同時育成するために数十台ものパソコンを同時に駆使しなければなりません。
もしあなたがそこまでやる覚悟があるなら、オンラインゲームのRMTで月数十万円の収入を得ることができるかもしれません。
一説によると、オンラインゲームRMTでパソコン1台で稼げる金額は月1万円程度だといいます。
となると月10万円をRMTで手に入れようと思ったらパソコン10台が、月30万円ならパソコン30台が必要になる計算になります。
これでは普通にやっていてもなかなか稼ぐことはできません。
お世辞にも効率がいい方法とは言えませんよね。
趣味で楽しむならまだしも、楽してネットでお金を稼ぐにはリスクの高いジャンルということになります。
オンラインゲームのRMTで稼ぐくらいならアフィリエイトの方がはるかに効率よく稼げますよ。