2016年のFXは「アメリカドル」でしっかりと稼ぐチャンスです。
今年はアメリカドルで稼ぐタイミングが分かりやすくなっています。
アメリカドルはFXの世界ではずっと王道のイメージがあります。
それなのになぜ、今さら注目なのでしょうか?
その答えは、先ごろ遂に引き上げられたアメリカの政策金利にあります。
これまでにも、そろそろ利上げが実施されるだろうという期待感が相場を押し上げていました。
昨年12月17日、遂に9年半ぶりに利上げを実施しましたが、なぜかすぐにはアメリカドルは急騰しませんでした。
ところが今年に入って1月29日、日銀が追加的な金融緩和策としてマイナス金利の導入を決めると、円安ドル高が急激に進んでいます。
アメリカの利上げが実施された今、アメリカ市場にお金が集まることになり、これからもドル高の傾向は一層強まるでしょう。
まさにそこが狙い目なんです!
また、リスクの低さもアメリカドルの魅力です。
アメリカドルは取引量が圧倒的に多いので、よほどのことがない限り暴落や暴騰することがありません。
また、多くの情報が入ってくるので何かあればすぐに手じまいすることもできます。
そう考えると1日に何回も売買できない人にもうってつけの通貨といえます。
アメリカドル・円ペアでなぜ儲かるのか?
なぜアメリカドル・円で儲かるのか、その理由を説明しましょう。
なぜアメリカドル・円で儲かるのか?
為替の世界で圧倒的な取引量を誇るのがアメリカドルです。
新興国などの通貨に比べて動きが穏やかで、何か大きなことが起こった時でも暴落や暴騰のリスクが少なく、頻繁に取引できない人でも比較的安心して持っていることができます。
圧倒的に情報量が多く、何か起こってもすぐに手じまいしてリスク回避できるのもアメリカドルの魅力です。
現地に報道関係者も多く、言語も英語ということでアメリカのニュースは日本に入ってきやすいわけです。
世界の最新金融ニュースサイト、Bloombergの日本語版もネットでリアルタイムに見れますし、9.11同時多発テロの時でも逐一情報が入ってきていたこと覚えていますよね。
つまり情報量が圧倒的に多いアメリカドル・円の通貨ペアはリスク回避の面でも安心してトレードできる通貨といえます。
FXで稼ぐためには、株式市場が開かれていて為替の動きが活発な時間帯で取引するのがセオリーです。
アメリカドルの場合、市場が開かれている”NYタイム”が日本時間の22時くらいから始まるので、仕事が終わって帰宅してから取引できます。
リスク回避が比較的簡単にできるアメリカドルは、副業で稼ぐにはもってこいの通貨といえます。
過去の例を見ると、1999年、2004年にもアメリカの利上げ直後はドル安になっています。
その理由は金利が上昇すると企業の有利子負債が重くなって業績に影響をもたらし、アメリカ株が一時的に売られてドル売りを誘発するからです。
それが一巡するとドル買いが始まり、長期的な円安ドル高傾向になります。
ドル安になる理由をまとめると
金利が上がる
↓
アメリカ企業の業績悪化
↓
株が売られる
↓
株価安につられてドルが売られてドル安に
2016年アメリカドル・円ペアの見方
注目しなければならないのがアメリカの利上げです。
一度きりなら投資家のドル買い熱も下がるかもしれませんが、利上げが繰り返されれば長期的なドル高の流れになって、ドル一強時代に突入する可能性も・・・。
まず4月は中央銀行の開催が多い時期でもありますし、アメリカのGDP速報値次第でドル買いも・・・。
6月にはイギリスのEU離脱問題の是非を問う国民投票が予定されています。
もし離脱が決まれば為替にも大きな影響を与えますので注目です。
そして11月にはアメリカ大統領戦があります。
大統領選前はドル安になることもありますが、新たな大統領が決まればドル高に振れることも予想されます。
経済政策も刷新されますので新大統領の政策には注目です。
今年、アメリカの利上げは数回実施されると予想されています。
これまでにも利上げは複数回にわたって実施されてきました。
利上げのタイミングは、1月、3月、4月、6月、7月、9月、11月、12月、年8回開催される「FOMC」の金融政策に注目です。
利上げ率にも注目で、アメリカの金利はずっと0。25%でした。
0.25%上げると金利は実質倍になりますが、0.125%など細かく上げると市場の反応も小さくなります。
他にも日本では5月に伊勢志摩サミット、7月には参院選と為替市場をにぎわすイベントはたくさんあります。
2016年、アメリカドル・円ペアのFXで儲ける鍵は、アメリカの利上げのタイミングです。
これさえ見逃すことなくしっかり押えておけばかなり儲かるはずです。
また逆に、一時的な円高ドル安を狙うという手もあります。
アメリカドルが安く・高くなる仕組みをしっかりと覚えておいて、アメリカドルで稼ぎましょう。